2010-01-01から1年間の記事一覧

日本はなぜ貧しい人が多いのか 〜「意外な事実」の経済学〜

新聞やテレビで語られない「本当の話」、というフレコミが帯に書いてある本。実際かなり面白かった。短編がまとめられたものなので、通勤時間に少しずつ読んだ。新潮選書 日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学作者: 原田泰出版社/メーカー: …

ひさしぶりに小説を一気に読んだ。「テロルの決算」という物騒な名前のノンフィクション小説。

新装版 テロルの決算 (文春文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (56件) を見る戦中、戦後の激動期に生きた一人の政治家の生涯と、1960年に白昼の演説会でその政治…

電通とリクルート

元博報堂社員で、現在は独立されている山本直人氏が書いた本。 電通とリクルートという2大広告企業の軌跡を追いつつ、戦後の広告と日本人の生活を振り返った本。電通とリクルート (新潮新書)作者: 山本直人出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/12/01メディ…

Brain-machine Interface

脳神経活動で機械を直接操作する装置に関するニュースがここ2年で増えてきている。今週の日経新聞にも関連記事があり、それによると、医療の現場で、身体操作が不自由になった患者の日常生活を支援するための装置が2〜3年後の実用化を目指して開発されてい…

問題解決の5S

タナベ経営のコンサルタント 南川典大氏が書いた本。 実践的な内容が詰まっていて面白い。問題解決の5S作者: 南川典大出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/07/29メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る【メモ】 1.儲…

絶対こうなる!日本経済

あまりベストセラー本は読まないようにしているのだが、つい手にとって読んでしまった。内容が具体的で、意外と面白かった、田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済作者: 竹中平蔵,榊原英資,田原総一朗出版社/メーカー: アスコム発…

正直者はバカをみない

リードエグジビジョンジャパン社長の石積さんの書いた本。成功体験に裏打ちされた、自身の商売の原理原則を書いている。面白い。国際見本市を主催する会社として最近は有名な会社。正直者はバカをみない―日本一の見本市ビジネスをつくった男の成功哲学作者: …

不透明な時代を見抜く統計思考力

不透明な時代を見抜く「統計思考力」作者: 神永正博出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/04/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 18人 クリック: 294回この商品を含むブログ (117件) を見る良い本。詳細あらためて・・・

営業マンは「赤ちゃん」に・・・

なかなか面白かった。自分がぼんやりと認識していた、優秀な営業パーソンに共通する行動要素が明確に書いてある。また、いくつか具体的なテクニックも書いてあって、営業担当者でなくてもなんらか調整・交渉する役割を担う人たちには参考になる本だ。営業マ…

東京の国際化

東京へ出張すると、いつもその国際化の度合いに驚き、焦りを感じる。 ターミナル駅での掲示の多言語対応、通勤時間に目にする異邦人の数…。 大阪には中国、韓国、朝鮮の人たちは多いが、その他はあまり見かけない。 このあたりの差が、庶民レベルでの、東京とその他地域…

50代からの選択

大前研一氏が2004年に出版した本の文庫版。50代のサラリーマンに向けて本音をつづった本で、大前氏自身に関する告白も多く、エッセイとして読むとかなり面白い。50代からの選択 ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか (集英社文庫)作者: 大前研一出版…

「エコ」社会が日本をダメにする

武田邦彦氏の本。安易な「エコ」に警鐘を鳴らしている方で以前から注目していたが、本を読んだのは今回が初めて。内容はまともで納得できる。わかりやすい。 何より、次世代に正しい現状認識を与えようという意気込みと、未来に希望を持って生きて欲しいとい…

退散せよ!似非コンサルタント

これも船井幸雄氏の本。上述の本と一緒に書店に並べてあったのでついでに買ってみた。船井幸雄氏の考え方、仕事のスタイルが良く分かる。まともで、過激だ。良い意味で、高度成長期の企業戦士たちを代表するような存在だと感じた(この方は経営者なので言葉…

正しい生き方を「クセづけ」する

船井幸雄氏と小宮一慶氏の対談をまとめた本。お二人の本を読んだのはこれがはじめてだが、共感した。考え方に似ている部分を感じる。最近この手の人生指南書風のものは読まないようにしているのだが、予想外に面白かった。人生で一番大切なことは、正しい生…

友人に聞いた話のメモ

先日、聞いた話。ちょっと面白かったのでメモを残しておく。 ある外資系の経営コンサルティング会社を実際に利用した友人の話では、1ヶ月で800万円の料金を払ったらしい(コンサルタント1人あたり)。やっぱりコンサルは高い・・・。私の勤務先のような小さな…

おはなし信頼性

業務上の必要性に迫られて「おはなし信頼性」を読んだ。 QC、RM、QA、TQCなど、いわゆる品質管理や信頼性管理と呼ばれるモノゴトについて記載してある。最近は業務上でJIS規格を読み込むことがあるので、背景知識としてとても参考になった。 抜取検査方式な…

最上の教育はWEBからは得られないと思う。

このリンクで取り上げられているビルゲイツ氏の発言にあえて反論してみる。ビル・ゲイツ曰く「5年以内に最上の教育はウェブからもたらされるようになる」 | TechCrunch Japan 「ここ5年以内に、最高の教育リソースは無料でウェブ上に現れてくることになるで…

企業参謀

企業参謀 (講談社文庫)作者: 大前研一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1985/10/08メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 271回この商品を含むブログ (58件) を見る大前研一氏の書いた経営戦略の本。25年前に出版された本だが、内容は現代に通じる。大学でテキス…

修身論

小林よしのり氏の人生指南書。処世術よりも考え方に力点がおかれている。ゴーマニズム宣言PREMIUM 修身論作者: 小林よしのり出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2010/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 27回この商品を含…

理系の経営学

読みだいけど読めてない一冊。

儲けを生み出す工場の秘密

タイトルからは分かりにくいが、工場にロボットを導入することで収益を伸ばすことを勧める本。 内容はもちろんロボットのことがメインなのだが、冒頭に収益モデルについて触れた章がある。 その中で「年齢給⇒労働分配率⇒粗利益率⇒売上高」という順序で考える…

「見せかけの勤勉」の正体

いっとき流行った成果主義の人事手法に関し、それがどのように失敗だったのかを平易に解説し、今後はどうすべきかをこれも平易に提示している本。以下は私なりに抽出したキーワード。 自発的モチベーションの源は「所有感」 キャリアが会社の外につながって…

違和感を覚える言葉

最近流行っている言葉のうち、違和感を覚えるもの。-社会起業(Social Venture) 言葉の定義が曖昧すぎる。なんだか「エコ」と同じでウソ臭い。社会起業家と呼ばれる方々は面白いヒトが多くて好きだけれど、この呼び方は嫌だ。社会起業というとなんだか「よい…

工場虫

工場のリアルをマンガにした本。工場虫作者: 見ル野栄司出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2010/05/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (20件) を見る

相対性理論を楽しむ本

文系人間でもこれぐらいは知っておくべきかも。面白い。「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)作者: 佐藤勝彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1998/12/01メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 149回この商品を含む…

生き残る技術

本音で書いてある本。生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社+α新書)作者: 小西浩文出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/22メディア: 新書購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (6件) を見る

昨日の代表戦

かなり久しぶりに、集中してサッカーの試合を観た。昨日は、松井、長谷部、本田が起点をつくり、そこに遠藤がアクセントをつける形で攻撃が組み立てられていた。 特に松井の動きが良かった。遠藤もキレていた。 いいゲームだと感じた。

イングランド代表にベッカム帯同

サッカーワールドカップで、イングランド代表に故障しているベッカムが帯同するそうだ。 素晴らしい。 日本代表にも、カズやゴンが帯同したらいいと思っていたが、叶わなかった。このあたりの配慮が、チームとしての懐の深さにつながっていくと思うのだが… 川口はあ…

ハーバード白熱教室

アメリカのハーバード大学で行われている哲学の講義を、NHKが放送している。 哲学と言っても堅苦しくなく、身近な事例を用いたユーモアを絡めた講義だ。海外の大学に興味のある人にオススメだし、議論好きな人にもオススメだ。

日本は世界5位の農業大国

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)作者: 浅川芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/19メディア: 新書購入: 23人 クリック: 778回この商品を含むブログ (83件) を見る 面白い本だった。農林水産省を真っ向から批判しまく…