船井幸雄氏と小宮一慶氏の対談をまとめた本。お二人の本を読んだのはこれがはじめてだが、共感した。考え方に似ている部分を感じる。最近この手の人生指南書風のものは読まないようにしているのだが、予想外に面白かった。
- 作者: 船井幸雄,小宮一慶
- 出版社/メーカー: 海竜社
- 発売日: 2010/07/16
- メディア: 単行本
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- 自己実現とは、「なりたい自分になること」ではない。「なれる最高の自分になること」だ。なれる最高の自分になることにこだわると、自然に、なりたい自分になれる。(小宮氏)
- 何がチャンスとなるかは、準備をしていない人には、わからない。(小宮氏)
- アメリカのまともな投資銀行員は、いくら稼いでもリタイアしない。自分の新しい仕事をはじめるか、公共の仕事につくかする。貯まったお金で早くリタイアしたい、という人が多いようだが、そのような人は本物ではない。(小宮氏)
- オンザジョブでは作業を学び、オフで本質を知る。(小宮氏)
- 小宮氏は三年連用日記を毎日つけている。18年間かかしたことがない。最近は英語で日記を書くことで英語の鍛錬も兼ねている。船井氏も、A4ノートに日記を40数年間毎日書き続けて、1万社以上の人を忘れなかった。
- 経営者は道理を話す。役所出身者や学者は理屈を話す。理屈は頭で考えてしゃべるものであり、道理は心でしゃべるものだ。
- 船井流成功の3条件は「素直」「勉強好き」「プラス発想ができる」。