2011-01-01から1年間の記事一覧

原発はなぜ必要だったか

先日、反原発を代表する本(原発が許されない理由)を読んでからずっと考えているのは「なぜ原発は必要だったか」ということ。確かに、反原発を代表する小出さんの本を読むと「原発は不要だし、今後も無い方がいい。そもそも作る必要がなかったのではないか…

原子力発電所はなくても大丈夫なのか

子どもたちに伝えたい―― 原発が許されない理由作者: 小出裕章出版社/メーカー: 東邦出版発売日: 2011/09/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (7件) を見る本屋で科学のコーナーに置いてあった。 この本に書い…

君主論

君主論 (講談社学術文庫)作者: マキアヴェリ,佐々木毅出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/12/11メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 120回この商品を含むブログ (40件) を見る有名な古典。最近古典が面白く感じるので読んでみた。性善説に基づいて道徳を説…

モバゲーについて

何かと話題になっているモバゲー(DeNA)。たしか1週間ほど前、テレビのニュースのひとコマで、インタビューを受けた三木谷さんがモバゲーによる横浜球団の買収についてあからさまな苦言を放っている映像があった。それをみて「モバゲーは日本のネットベン…

集団の生存確率向上のためにあえて普段は「働かない」アリの話など

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)作者: 長谷川英祐出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/12/31メディア: 新書購入: 63人 クリック: 995回この商品を含むブログ (73件) を見る主にアリの集団をテーマとした生物学の話。 集…

強烈な仕事本

憂鬱でなければ、仕事じゃない作者: 見城徹,藤田晋出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/06/14メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 436回この商品を含むブログ (66件) を見るこの本。面白かった。幻冬舎の本には、大学生になってからずい…

プライオリティ思考法のヒント

残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ作者: 山崎将志出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/04/09メディア: 新書購入: 11人 クリック: 186回この商品を含むブログ (114件) を見るあんまり好きなタイトルではなかったが、立ち読みしてみると内容…

機械工学の基礎

基礎から学ぶ機械工学 キカイを学んでものづくり力を鍛える! (サイエンス・アイ新書)作者: 門田和雄出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/09/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 92回この商品を含むブログ (9件) を見る業務上、どうしても必要だ…

政治家の役割の変化〜利益の分配から負担の分配へ〜

21世紀になり、日本の政治家、特に国会議員の役割は、かつての「利益の分配」から「負担の分配」へと変化している。これにともなって、国会のあり方を変える必要があるだろう。 かつて、戦後復興から高度経済成長の時代は、富が増える時代だった。全体の富(…

選挙の謎

先日、市議会議員選挙があった。毎回不思議なのは、みんな一体何をみて投票しているのか?ということだ。選挙のたび「真面目に投票しよう」と毎回思うのだが、いつも「何をみて判断したらいいのかわからん」と感じてしまい、市が発行している選挙公報だけで…

1年前に購入したスマートフォン(IS01)から編集してみた。

やっぱりパソコンの方が文書作成しやすい。 慣れたらそれなりの速度で入力できそうな予感もあるが、長文作成には向いてない。 悪くはないけど良くもない、といった印象だ。 これにBluetoothか何かでキーボードをつけることが出来たら、外出先での文書作成マ…

JAPAN'S CHOICE IN THE 21ST CENTURY

休みを使って何冊か本を読んだ。その中で、これまでなんとなく気が進まなかったサミュエル・ハンチントンの書籍を1冊だけ読んだ。それがこれ。文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)作者: サミュエル・ハンチントン,鈴木主税出版社/メーカー: 集英社発売日:…

人気のある老舗飲食店に行ってみた

最近、人気のある老舗飲食店に行く機会が何度かあった。うち2つはたべぞうで見つかったのでリンクを貼っておく。きっかけは仕事だったりプライベートだったりでいろいろ。 ふく利 北島本店ジャンル:ラーメン住所: 板野郡北島町江尻字川中須18-4このお店を…

ものづくりには、失敗にかける金と労力が必要

最近、漫画「宇宙兄弟」を大人買いして読んでいる。宇宙兄弟(1) (モーニング KC)作者: 小山宙哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/21メディア: コミック購入: 12人 クリック: 504回この商品を含むブログ (318件) を見る内容は面白おかしい人間ドラマな…

仕事を通して人が成長する会社

仕事を通して人が成長する会社 (PHP新書)作者: 中沢孝夫出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2010/09/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る無名だがユニークで実力ある中小企業の現場を取材してあり、面白い。有名企業…

どこかで読んだ言葉

目を引くモノゴトは数多い。 しかし、心惹かれるコトは多くない。 心惹かれることに集中すれば、充実した人生になる。 …というようなことが最近読んだ本のどこかに書いてあった。 どの本だったか忘れたけれど、心に残っているので書きとめておく。

ヒトを理解するのは難しい。

30歳を過ぎてつくづく感じるようになったのは、ヒトを理解することは本当に難しいということ。自分自身のこと、家族のこと、子どものこと、友人のこと、上司・部下のこと…。以前はわかっていたつもりだったヒトについて「実はまったく分かっていないんじゃな…

マネジメント信仰が会社を滅ぼす、だろうか。

マネジメント信仰が会社を滅ぼす (新潮新書)作者: 深田和範出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/12メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (10件) を見る「文系・大卒・30歳以上がクビになる」と著者が同じ。この本も切り口は面白い…

ホワイトカラーが大量失業する時代、なのだろうか。

「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法 (新潮新書)作者: 深田和範出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/10メディア: 新書購入: 6人 クリック: 329回この商品を含むブログ (15件) を見るこの本。大卒、文系、30歳以上のホワイトカ…

NPOと企業の違い

1998年に特定非営利活動促進法が施行されて、13年。 NPOと企業の違いについて、友人から教わったことを書いておく。 1.NPOは、財源の種類が豊富(寄付など含めて財源にできる) 2.NPOのサービスは、その費用に関して受益者負担ではないことが多…

アリストテレスの言葉

卓越性とは、行動ではなく習慣である。

負けない技術

冷やかしのつもりで手に取ってみたところ、意外と面白かったので読了した。「敗者のほとんどは自滅だ」との主張は、自分の経験に照らして納得感がある。負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」 (講談社+α新書)作者: 桜井章一出版社/メーカー:…

競争と公平感

やや難しい部分もあるが、面白い。経済学的に世の中をみたときに何がどう見えるのかを理解するには良い本。競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/03/01メディア: 新書購入: 19人 クリ…

ITコンサルの値段と開発規模

今日、ひさしぶりに会った友人の話。彼はあるITコンサルで働いているSEだ。世界的に有名な会社なので、興味本位で人月単価をきいてみた。 すると「300万円」とのことだった・・・。高い。 もっとも、彼はマネジャークラスなので平社員より高いらしい。 …