Brain-machine Interface

脳神経活動で機械を直接操作する装置に関するニュースがここ2年で増えてきている。

今週の日経新聞にも関連記事があり、それによると、医療の現場で、身体操作が不自由になった患者の日常生活を支援するための装置が2〜3年後の実用化を目指して開発されているとのこと。すでに臨床試験を繰り返しているらしい。

仕組みとしては、利用者がPCモニタ上で操作のアイコンを目線で選ぶ。各アイコンは点滅状態が異なっており、眼球から脳にそれが伝わって、注目しているアイコンごとに異なる脳波になる。それを帽子状の装置がよみとって装置を操作する、ということらしい。

まだまだ複雑な操作は難しいみたいだけれど、8割方は正確に操作できるそうだ。
すごい。

こういったことが進めば、キーボードに頼らないコンピュータ利用が促進される。
たとえばスマートフォンBMIが発展した形で導入されたら、電話をかけるのに
いちいち電話番号を手で検索して発信するという動作が不要になるだろう。

10年後のマンマシンインターフェースにBMIはどこまで影響を与えているだろうか。