仕事

いつも時間がないあなたに

「いつも時間ないあなたに」という本を読んだ。 そこに書いてあったことで、1つ、ビックリしたことがある。 労働時間として週40時間が最適なようだ、ということを導いて実践したのは、米国のヘンリー・フォードだったらしい。彼が自動車などの工場で色々…

日本政府の「ワーク・ライフ・バランス」は分かりにくい・・・。

ワーク・ライフ・バランス。なんだかよく分からない言葉だ。 直訳すると「仕事と生活の釣り合い」もしくは「仕事と生活をつりあわせること」となる。 日本政府によれば「仕事と生活の調和」となる。なぜいま、これを、日本政府が掲げて推進する必要があるの…

アップル社の横暴

アップル社の横暴に耐え切れなくなったサプライヤーがアップル社を訴えた。 [訴え提起の文書 http://www.shimano-inc.com/prss_rls/prss_rls_20140912.pdf] 組織やブランドを信用してはならない。 局面局面で、やりとりしている個人の仕事、個別の製品の品質…

監査法人もいわば第三者認証機関

ここしばらく、勤務先の都合で、ある分野で技術的な第三者認証を得るために動いている。 ISO9000やISO14000、それにそれらから派生する各産業別の規格がいろいろあるわけだけれども、それらは世界的に標準化されている。簿記の原則同様に、技術の側面で、世…

強烈な仕事本

憂鬱でなければ、仕事じゃない作者: 見城徹,藤田晋出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/06/14メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 436回この商品を含むブログ (66件) を見るこの本。面白かった。幻冬舎の本には、大学生になってからずい…

プライオリティ思考法のヒント

残念な人の思考法 日経プレミアシリーズ作者: 山崎将志出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2010/04/09メディア: 新書購入: 11人 クリック: 186回この商品を含むブログ (114件) を見るあんまり好きなタイトルではなかったが、立ち読みしてみると内容…

機械工学の基礎

基礎から学ぶ機械工学 キカイを学んでものづくり力を鍛える! (サイエンス・アイ新書)作者: 門田和雄出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2008/09/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 92回この商品を含むブログ (9件) を見る業務上、どうしても必要だ…

正しい生き方を「クセづけ」する

船井幸雄氏と小宮一慶氏の対談をまとめた本。お二人の本を読んだのはこれがはじめてだが、共感した。考え方に似ている部分を感じる。最近この手の人生指南書風のものは読まないようにしているのだが、予想外に面白かった。人生で一番大切なことは、正しい生…

おはなし信頼性

業務上の必要性に迫られて「おはなし信頼性」を読んだ。 QC、RM、QA、TQCなど、いわゆる品質管理や信頼性管理と呼ばれるモノゴトについて記載してある。最近は業務上でJIS規格を読み込むことがあるので、背景知識としてとても参考になった。 抜取検査方式な…

企業参謀

企業参謀 (講談社文庫)作者: 大前研一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1985/10/08メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 271回この商品を含むブログ (58件) を見る大前研一氏の書いた経営戦略の本。25年前に出版された本だが、内容は現代に通じる。大学でテキス…

儲けを生み出す工場の秘密

タイトルからは分かりにくいが、工場にロボットを導入することで収益を伸ばすことを勧める本。 内容はもちろんロボットのことがメインなのだが、冒頭に収益モデルについて触れた章がある。 その中で「年齢給⇒労働分配率⇒粗利益率⇒売上高」という順序で考える…

「見せかけの勤勉」の正体

いっとき流行った成果主義の人事手法に関し、それがどのように失敗だったのかを平易に解説し、今後はどうすべきかをこれも平易に提示している本。以下は私なりに抽出したキーワード。 自発的モチベーションの源は「所有感」 キャリアが会社の外につながって…

google日本法人名誉会長 村上憲郎氏の講演その3

だいぶ間が空いたけれど、続きを書く。これで一旦終わり。 日本型スマートグリッドとは、電力網と情報網が束ねられたもの。論理的に束ねてある必要がある。 スマートグリッドに関連して、日本においても、グーグルは各電力会社などと協議をおこなってきてい…

仕事が多い

今週は仕事が多かった・・・。仕事が多いとき、急ぎでない業務を後回しにしだすとドンドン追い立てられる負のスパイラルに陥るので、仕事が多いときこそ、急ぎでない業務を如何に進捗させるかに意識を割いたほうがいい。そう思って仕事をしていると、結局、…

終身雇用について

就職活動の季節だ。この季節、私はいつも「終身雇用なんてうそっぱちだ」と気づいたときのことを思い出す。 私は、高校生のころは、日本の会社は「終身雇用」だと思っていた。大学に入ってもしばらくはそう思っていた。けれど、いつだったか、たぶん中小企業…

ヒューマンエラー対策その2

昨日に引き続き、ヒューマンエラーに関する本で面白かったものを挙げておきます。 文庫本で手軽に読めます。内容には実際の事例が豊富に含まれており、楽しみながら事故の予防と再発防止に必要な知識を学べます。 この本で面白いと思ったのは、電車の運転の…

ヒューマンエラー対策

ここ数年、仕事の中で、いかにヒューマンエラーを防ぎ、減らすかが大きな課題だった。何か手がかりがないか、と思って探し当てた本のうちでもっとも読みやすかったのがこの本。システム化が追いつかず手作業が多くなってしまっている現場で、ちょっとしたミ…

良くないデザインの実例(シュレッダー)

今日は、職場で「良くないプロダクトデザイン」にも出会った。 私のオフィスには、あるメーカーのシュレッダー(紙を細かく切る機械)が置いてある。そのシュレッダーには「オイル切れ」を知らせる表示灯があり、朝一番からそれが点灯していた。気になって、…

悪い顧客対応の実例

今日、あるメーカーに問い合わせをしたとき、悪い顧客対応の典型例に出会った。 あるパーツの在庫について電話で話をしたのだが、言っていることが要領を得ない。 私は「WEBに載っている●●という部品の在庫はあるのですか」と訊いているのだけれど、先方は「…