退散せよ!似非コンサルタント

これも船井幸雄氏の本。上述の本と一緒に書店に並べてあったのでついでに買ってみた。船井幸雄氏の考え方、仕事のスタイルが良く分かる。まともで、過激だ。良い意味で、高度成長期の企業戦士たちを代表するような存在だと感じた(この方は経営者なので言葉としては適切ではないけれど)。やはり1部上場企業の創業者は猛烈に働いている。

退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント

退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント

【メモ】

  1. 一人前のプロとして通用するには、1万件の経営コンサルティング経験が必要だ。
  2. クライアントには24時間365日の対応をして当たり前。命がけで取り組むべきだ。
  3. 船井氏自身は、1970年ごろから2000年にかけて5万件前後(!)のコンサルティングを手がけた。
  4. 昭和56年(1981年)に、船井氏がたまたま知り合った都市銀行の常務から「経営コンサルタントなんて人間のカスがやる仕事だ」と言われた。それを見返すために株式上場した。
  5. 経営コンサルティング会社として株式上場したのは船井総研が世界初。
  6. 経営の基本は「原理原則に則る」「時流対応」の2つ。