大前研一氏が2004年に出版した本の文庫版。50代のサラリーマンに向けて本音をつづった本で、大前氏自身に関する告白も多く、エッセイとして読むとかなり面白い。
50代からの選択 ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか (集英社文庫)
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: 文庫
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- 大前氏は、28〜32歳が中途採用の限界年齢だと考えている。10年以上ひとつの組織に居ると、その組織のクセを抜けられなくなるから、とのこと。
- 忙しいときには家族と食事をともにすることができず、奥さんからそのことを言われて「じゃあ秘書に連絡してアポイントをいれてくれ」と答え、かなり怒られたらしい。
- 大前氏は高校生のころから「日本をなんとかしたい」と思っていた。
- 日立に入社当時、「自分の専門分野で5年で日本一になれ。7年で世界一になれ。なれなければ去れ」といわれたらしい。
- 実務のピークは一般的には35歳、エンジニアは30歳、とのこと。