インターネット文学の最高峰は「湘南から元気倶楽部」

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 はてな20周年ときいて、「ああ、もう、そんなに経つのか」と思った。記念すべきことだし、最近このブログもご無沙汰だし、何か書いておきたい。わたしとインターネットといえば、なんだろうか。いつか…

「平穏死」のすすめ

特別養護老人ホームの常勤配置医が介護現場の最前線から本音を発信している本。 自分が疑問を持っていること、自分が「医療現場では、無理に延命するのではなく、自然に死ねるようにする方ががいいのでは」と思っていることなどに、答えを出してくれる内容だ…

欧米には寝たきり老人がいない

先日、2年ぶりに会った友人と話をしていて日本の医療費についての話題になったとき「欧米には寝たきり老人はいないらしいよ」という話が出てきた。私は知らないことだったので、その情報はどこから得たのか尋ねてみると、ある本を紹介された。 それが↓の本。…

いつも時間がないあなたに

「いつも時間ないあなたに」という本を読んだ。 そこに書いてあったことで、1つ、ビックリしたことがある。 労働時間として週40時間が最適なようだ、ということを導いて実践したのは、米国のヘンリー・フォードだったらしい。彼が自動車などの工場で色々…

医者になった友人の話

お盆休みに、医者になった友人と会った。 受験勉強ではずいぶんな努力をして、そこそこ有名な私立大学の医学部に入って医者になったヤツだ。けっこう真面目なヤツだ。結婚もして、子どもが2人いる。 そいつはいま、月に1~2回しか自宅に戻らないという生…

神・時間術

久しぶりに「ハウツー本」とか「自己啓発本」といわれるジャンルを読んだ。 仕事が多すぎて本を読む時間自体が激減していたので、数時間で軽く読めるものを、と思って手に取ったものだ。案の定、書いてあることはこれまで他の本や雑誌で目にしてきたことが9…

ジョジョの奇妙な冒険

ここ2年ほど、息子が、本棚にある漫画を勝手に読むようになった。 最初はドラえもんばかり読んでいたが、昨日、「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいた。1巻を読み始めてとまらず、2巻まで一気に読んだようだ。自分と同じものを息子が楽しむようになったこ…

人口と日本経済

人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長 (中公新書)作者: 吉川洋出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/08/18メディア: 新書この商品を含むブログ (17件) を見る経済の新書をチマチマと読んだ。知らないことがたくさん書いてあったことに加え…

アフガニスタンに水路をつくった中村医師

先日ひさしぶりに一人で、ニュース以外のテレビをみた。いつもは子どもか妻がつけている番組を一緒にみるだけである。アフガニスタンに用水路をつくった医師の話だった。ペシャワール会というNGOが資金を出してバックアップしているようだ。現地に医療にいっ…

日本政府の「ワーク・ライフ・バランス」は分かりにくい・・・。

ワーク・ライフ・バランス。なんだかよく分からない言葉だ。 直訳すると「仕事と生活の釣り合い」もしくは「仕事と生活をつりあわせること」となる。 日本政府によれば「仕事と生活の調和」となる。なぜいま、これを、日本政府が掲げて推進する必要があるの…

ほめると子どもはダメになる

ほめると子どもはダメになる (新潮新書)作者: 榎本博明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/12/16メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る久しぶりに本を読んだ。納得の内容だったので記録しておく。ほめられたからといって自己肯定感が強くなるわ…

うまい蕎麦

お探しの店舗のページはありませんでした食べログで店舗を探す谷町4丁目の蕎麦屋。うまかった。ひさしぶりに妻と2人で外食して、 ひさしぶりに昼食のためだけに店屋に1時間ほど滞在した。待ち時間が長いしそこそこ高価だけれど、納得の美味さ。

少し古いノンフィクションを2冊

ソニーが挑んだ復讐戦―日本再建の軌跡作者: 郡山史郎出版社/メーカー: プラネット出版発売日: 2001/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るソニーの生の姿が描かれていて、とても面白かった。 いいことばかり書いている本ではな…

アップル社の横暴

アップル社の横暴に耐え切れなくなったサプライヤーがアップル社を訴えた。 [訴え提起の文書 http://www.shimano-inc.com/prss_rls/prss_rls_20140912.pdf] 組織やブランドを信用してはならない。 局面局面で、やりとりしている個人の仕事、個別の製品の品質…

ただの独り言

当たり前だが、必要とされる本が出版されるのではなく、売れると予想された本が出版される。 売れることと、世の中に必要であることとは次元の異なる話で、関係がない。 テレビで流れるニュースも同じ。視聴率をとれると予想された映像が流れる。 世の中に必…

正しい判断のためには

「正しい判断のためには正しい認識が必要だ」と15年前にある人に教わった。なるほど、と得心してそれ以後ずっと記憶にとどめている。ここで書いておきたいのは、では、「正しい認識はどうやって得られるのか」ということだ。 現地・現場・現物とはよく言うが…

市議会議員の認知度

筆者には市議会で代議士をしている友人が何人かいる。そのうちの一人(友人Aとする)が、次の市長選挙に出る。そこで、友人Aの市町村に住んでいる、まったく別の友人たちに「Aっていう市議会議員しってる?」ときいてみた。答えはもちろん「知らない」だ…

公職における「国民のため」とは自分のため、である

政治家や公務員が「国民のため」「市民のため」と発言しているとき、それは即ち彼ら自身のための発言である。 なぜか。答えは簡単だ。 それらの発言は彼ら自身の価値観の発露にすぎないからだ。

君は砂糖水を売ることに残りの人生を費やすのか。世界を変えるチャンスが欲しくないのか。スティーブは当時コカコーラに居た人物をヘッドハントしたとき、そう言ったらしい。ここで素朴な疑問。公平に世界の歴史を眺めたとき、実際、世界により大きなインパ…

僕たちはガンダムの「ジム」なのか。

だいぶ久しぶりにビジネス書を買って読んだ。 体調が悪く、どうしても業務に向かう気力がわかなかったからだ。僕たちはガンダムのジムである作者: 常見陽平出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2012/09/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人…

共同通信の記者

21時に新大阪を発つ新幹線で新横浜に移動。 車中、隣に小型のビデオカメラを持った男性が座った。カメラのキャリングケースには共同通信と書かれたシールが貼ってがある。 おそらく記者なのであろう男性は、座席に落ち着く間もなく、ビデオカメラを再生し、…

我が子の演劇

保育園で我が子の演劇発表会をみている。我が子はいつもの調子で動いていて、何の感動も驚きもない。暇だ…。

危機の宰相

危機の宰相 (文春文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/11/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (26件) を見る 同じ著者の「テロルの決算」が面白かったので、なんとなく買ってみた本。期待はよい方向に裏…

原子力発電について

原子力発電所は極力減らすべきだ。制御不能な技術は極力使わない方がいい。 ここ1年ほど仕事でも放射線について学ばざるを得ない状況になり、いろいろと学習した結果、原子力発電所は減らすべきだ、という結論に至った。 以下その理由。<1>日本は原子炉が…

ホンダの歩行補助装置がついに実用化されるかも・・・

このところ仕事量が多かったのと、意図的なインプット学習を毎日実行していたこともあって、ロクに新聞を読んでいなかった。 ため込んだ記事を流し読みしていたところ、7月30日の日経の記事が目に入った。 ようやくホンダのASIMOの研究成果が日常的な製品に…

探偵はバーにいる

最近映画化された、いわゆるハードボイルド風の小説。意外に面白い。 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)作者: 東直己出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1995/08/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (89件) を見る

総会屋錦城

総会屋錦城 (新潮文庫)作者: 城山三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1963/11/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (5件) を見る初期の城山作品、短編集。 これも非常に面白い。ハッピーエンドでない短編も少なくないところがシ…

Facebookについて。

・なんとなくみてしまう・目にする情報の90%は要らない情報・旧友との連絡に便利・いますぐサービスが停止しても特に困らない・家族の半数は使ってない・誕生日を自動的に知らされるので、おめでとうメッセージが全然ありがたくない。 …とにかく情報発信し…

粗にして野だが・・・

石田禮助の生涯 「粗にして野だが卑ではない」 (文春文庫)作者: 城山三郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1992/06/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 71回この商品を含むブログ (41件) を見る20年以上前のベストセラー。三井物産社長の後、国鉄の社長を…

監査法人もいわば第三者認証機関

ここしばらく、勤務先の都合で、ある分野で技術的な第三者認証を得るために動いている。 ISO9000やISO14000、それにそれらから派生する各産業別の規格がいろいろあるわけだけれども、それらは世界的に標準化されている。簿記の原則同様に、技術の側面で、世…