経営

いつも時間がないあなたに

「いつも時間ないあなたに」という本を読んだ。 そこに書いてあったことで、1つ、ビックリしたことがある。 労働時間として週40時間が最適なようだ、ということを導いて実践したのは、米国のヘンリー・フォードだったらしい。彼が自動車などの工場で色々…

日本政府の「ワーク・ライフ・バランス」は分かりにくい・・・。

ワーク・ライフ・バランス。なんだかよく分からない言葉だ。 直訳すると「仕事と生活の釣り合い」もしくは「仕事と生活をつりあわせること」となる。 日本政府によれば「仕事と生活の調和」となる。なぜいま、これを、日本政府が掲げて推進する必要があるの…

アップル社の横暴

アップル社の横暴に耐え切れなくなったサプライヤーがアップル社を訴えた。 [訴え提起の文書 http://www.shimano-inc.com/prss_rls/prss_rls_20140912.pdf] 組織やブランドを信用してはならない。 局面局面で、やりとりしている個人の仕事、個別の製品の品質…

正しい判断のためには

「正しい判断のためには正しい認識が必要だ」と15年前にある人に教わった。なるほど、と得心してそれ以後ずっと記憶にとどめている。ここで書いておきたいのは、では、「正しい認識はどうやって得られるのか」ということだ。 現地・現場・現物とはよく言うが…

監査法人もいわば第三者認証機関

ここしばらく、勤務先の都合で、ある分野で技術的な第三者認証を得るために動いている。 ISO9000やISO14000、それにそれらから派生する各産業別の規格がいろいろあるわけだけれども、それらは世界的に標準化されている。簿記の原則同様に、技術の側面で、世…

 清貧と復興

土光さんの言葉を集めた本。日本の高度経済成長期を代表する経済人の哲学がわかる。面白い。清貧と復興 土光敏夫100の言葉作者: 出町 譲出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/08/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (7件) を…

人気のある老舗飲食店に行ってみた

最近、人気のある老舗飲食店に行く機会が何度かあった。うち2つはたべぞうで見つかったのでリンクを貼っておく。きっかけは仕事だったりプライベートだったりでいろいろ。 ふく利 北島本店ジャンル:ラーメン住所: 板野郡北島町江尻字川中須18-4このお店を…

ものづくりには、失敗にかける金と労力が必要

最近、漫画「宇宙兄弟」を大人買いして読んでいる。宇宙兄弟(1) (モーニング KC)作者: 小山宙哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/21メディア: コミック購入: 12人 クリック: 504回この商品を含むブログ (318件) を見る内容は面白おかしい人間ドラマな…

退散せよ!似非コンサルタント

これも船井幸雄氏の本。上述の本と一緒に書店に並べてあったのでついでに買ってみた。船井幸雄氏の考え方、仕事のスタイルが良く分かる。まともで、過激だ。良い意味で、高度成長期の企業戦士たちを代表するような存在だと感じた(この方は経営者なので言葉…

企業参謀

企業参謀 (講談社文庫)作者: 大前研一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1985/10/08メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 271回この商品を含むブログ (58件) を見る大前研一氏の書いた経営戦略の本。25年前に出版された本だが、内容は現代に通じる。大学でテキス…

儲けを生み出す工場の秘密

タイトルからは分かりにくいが、工場にロボットを導入することで収益を伸ばすことを勧める本。 内容はもちろんロボットのことがメインなのだが、冒頭に収益モデルについて触れた章がある。 その中で「年齢給⇒労働分配率⇒粗利益率⇒売上高」という順序で考える…

「見せかけの勤勉」の正体

いっとき流行った成果主義の人事手法に関し、それがどのように失敗だったのかを平易に解説し、今後はどうすべきかをこれも平易に提示している本。以下は私なりに抽出したキーワード。 自発的モチベーションの源は「所有感」 キャリアが会社の外につながって…

google日本法人名誉会長 村上憲郎氏の講演その3

だいぶ間が空いたけれど、続きを書く。これで一旦終わり。 日本型スマートグリッドとは、電力網と情報網が束ねられたもの。論理的に束ねてある必要がある。 スマートグリッドに関連して、日本においても、グーグルは各電力会社などと協議をおこなってきてい…

google日本法人名誉会長 村上憲郎さんの講演 その2

昨日の続き。 「個人に対して、クラウドコンピューティングのプラットフォームが提供されること」これがITの今後に大きな影響を与えるだろう。 グーグルだけでなく、IBMやアマゾンもクラウドのプラットフォームを提供しはじめている。 グーグルが提供し…

google日本法人名誉会長 村上さんの講演 その1

3/13(土)にグーグル日本法人名誉会長 村上憲郎さんの話をきいてきた。 分かりやすく面白い話で、110分の講演はあっという間に終わった。エリックシュミットの講演をYouTubeの動画でみたことがあるけれど、それと似ていて、聴き取り易い発音でゆったりとし…

終身雇用について

就職活動の季節だ。この季節、私はいつも「終身雇用なんてうそっぱちだ」と気づいたときのことを思い出す。 私は、高校生のころは、日本の会社は「終身雇用」だと思っていた。大学に入ってもしばらくはそう思っていた。けれど、いつだったか、たぶん中小企業…

ヒューマンエラー対策その2

昨日に引き続き、ヒューマンエラーに関する本で面白かったものを挙げておきます。 文庫本で手軽に読めます。内容には実際の事例が豊富に含まれており、楽しみながら事故の予防と再発防止に必要な知識を学べます。 この本で面白いと思ったのは、電車の運転の…

ヒューマンエラー対策

ここ数年、仕事の中で、いかにヒューマンエラーを防ぎ、減らすかが大きな課題だった。何か手がかりがないか、と思って探し当てた本のうちでもっとも読みやすかったのがこの本。システム化が追いつかず手作業が多くなってしまっている現場で、ちょっとしたミ…

戦略プロフェッショナル

三枝さんの3冊の本。経営学やマーケティングの入門書として楽しめる。純粋に物語としても迫力があって面白いので、経営に興味のない人にもお勧めの3冊です。戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)作者: 三枝匡出版社/メー…