読書

電通とリクルート

元博報堂社員で、現在は独立されている山本直人氏が書いた本。 電通とリクルートという2大広告企業の軌跡を追いつつ、戦後の広告と日本人の生活を振り返った本。電通とリクルート (新潮新書)作者: 山本直人出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/12/01メディ…

問題解決の5S

タナベ経営のコンサルタント 南川典大氏が書いた本。 実践的な内容が詰まっていて面白い。問題解決の5S作者: 南川典大出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/07/29メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る【メモ】 1.儲…

絶対こうなる!日本経済

あまりベストセラー本は読まないようにしているのだが、つい手にとって読んでしまった。内容が具体的で、意外と面白かった、田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる! 絶対こうなる!日本経済作者: 竹中平蔵,榊原英資,田原総一朗出版社/メーカー: アスコム発…

正直者はバカをみない

リードエグジビジョンジャパン社長の石積さんの書いた本。成功体験に裏打ちされた、自身の商売の原理原則を書いている。面白い。国際見本市を主催する会社として最近は有名な会社。正直者はバカをみない―日本一の見本市ビジネスをつくった男の成功哲学作者: …

不透明な時代を見抜く統計思考力

不透明な時代を見抜く「統計思考力」作者: 神永正博出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/04/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 18人 クリック: 294回この商品を含むブログ (117件) を見る良い本。詳細あらためて・・・

営業マンは「赤ちゃん」に・・・

なかなか面白かった。自分がぼんやりと認識していた、優秀な営業パーソンに共通する行動要素が明確に書いてある。また、いくつか具体的なテクニックも書いてあって、営業担当者でなくてもなんらか調整・交渉する役割を担う人たちには参考になる本だ。営業マ…

50代からの選択

大前研一氏が2004年に出版した本の文庫版。50代のサラリーマンに向けて本音をつづった本で、大前氏自身に関する告白も多く、エッセイとして読むとかなり面白い。50代からの選択 ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか (集英社文庫)作者: 大前研一出版…

「エコ」社会が日本をダメにする

武田邦彦氏の本。安易な「エコ」に警鐘を鳴らしている方で以前から注目していたが、本を読んだのは今回が初めて。内容はまともで納得できる。わかりやすい。 何より、次世代に正しい現状認識を与えようという意気込みと、未来に希望を持って生きて欲しいとい…

退散せよ!似非コンサルタント

これも船井幸雄氏の本。上述の本と一緒に書店に並べてあったのでついでに買ってみた。船井幸雄氏の考え方、仕事のスタイルが良く分かる。まともで、過激だ。良い意味で、高度成長期の企業戦士たちを代表するような存在だと感じた(この方は経営者なので言葉…

正しい生き方を「クセづけ」する

船井幸雄氏と小宮一慶氏の対談をまとめた本。お二人の本を読んだのはこれがはじめてだが、共感した。考え方に似ている部分を感じる。最近この手の人生指南書風のものは読まないようにしているのだが、予想外に面白かった。人生で一番大切なことは、正しい生…

おはなし信頼性

業務上の必要性に迫られて「おはなし信頼性」を読んだ。 QC、RM、QA、TQCなど、いわゆる品質管理や信頼性管理と呼ばれるモノゴトについて記載してある。最近は業務上でJIS規格を読み込むことがあるので、背景知識としてとても参考になった。 抜取検査方式な…

企業参謀

企業参謀 (講談社文庫)作者: 大前研一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1985/10/08メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 271回この商品を含むブログ (58件) を見る大前研一氏の書いた経営戦略の本。25年前に出版された本だが、内容は現代に通じる。大学でテキス…

修身論

小林よしのり氏の人生指南書。処世術よりも考え方に力点がおかれている。ゴーマニズム宣言PREMIUM 修身論作者: 小林よしのり出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2010/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 27回この商品を含…

理系の経営学

読みだいけど読めてない一冊。

儲けを生み出す工場の秘密

タイトルからは分かりにくいが、工場にロボットを導入することで収益を伸ばすことを勧める本。 内容はもちろんロボットのことがメインなのだが、冒頭に収益モデルについて触れた章がある。 その中で「年齢給⇒労働分配率⇒粗利益率⇒売上高」という順序で考える…

「見せかけの勤勉」の正体

いっとき流行った成果主義の人事手法に関し、それがどのように失敗だったのかを平易に解説し、今後はどうすべきかをこれも平易に提示している本。以下は私なりに抽出したキーワード。 自発的モチベーションの源は「所有感」 キャリアが会社の外につながって…

工場虫

工場のリアルをマンガにした本。工場虫作者: 見ル野栄司出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2010/05/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (20件) を見る

相対性理論を楽しむ本

文系人間でもこれぐらいは知っておくべきかも。面白い。「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)作者: 佐藤勝彦出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 1998/12/01メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 149回この商品を含む…

生き残る技術

本音で書いてある本。生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社+α新書)作者: 小西浩文出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/22メディア: 新書購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (6件) を見る

日本は世界5位の農業大国

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)作者: 浅川芳裕出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/19メディア: 新書購入: 23人 クリック: 778回この商品を含むブログ (83件) を見る 面白い本だった。農林水産省を真っ向から批判しまく…

歴史とは何か

歴史とはなにか (文春新書)作者: 岡田英弘出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/02/20メディア: 新書購入: 15人 クリック: 62回この商品を含むブログ (40件) を見る印象に残った内容を箇条書きで紹介。 国家や国民といった概念には、発生から現在までたか…

昭和天皇論

ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論作者: 小林よしのり出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/03/01メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 312回この商品を含むブログ (54件) を見る 近代史に興味のある人は読んでおいた方がいい。 小林よしのり氏は、漫画家…

構造化するウェブ

「ウェブがどこから来て、どこへ行くのか、過去から未来へと紡がれるウェブ進化の系譜を、技術に基づいてできるだけ平易に解説していく」(「はじめに」から引用)という目的でまとめられた本。いまの自分の興味関心と合致していて、かつ、将来の社会を考え…

日本と外国の感覚の違いについて

今日も本の紹介。日本と外国の感覚の違いについて知ることができる、簡単に読める平易なエッセイ。著者は日本人で、ヨーロッパの人と結婚してオランダに住んでいるらしい。タイトルがかなり紛らわしいのだけれど、日本の歴史について学術的な考察を行った本…

ヒューマンエラー対策その2

昨日に引き続き、ヒューマンエラーに関する本で面白かったものを挙げておきます。 文庫本で手軽に読めます。内容には実際の事例が豊富に含まれており、楽しみながら事故の予防と再発防止に必要な知識を学べます。 この本で面白いと思ったのは、電車の運転の…

ヒューマンエラー対策

ここ数年、仕事の中で、いかにヒューマンエラーを防ぎ、減らすかが大きな課題だった。何か手がかりがないか、と思って探し当てた本のうちでもっとも読みやすかったのがこの本。システム化が追いつかず手作業が多くなってしまっている現場で、ちょっとしたミ…

ジダンはなぜ頭突きをしたのか

イスラムについてとても勉強になった。 ジダンはなぜマテラッティに頭突きをしたのか、というところからはじまって、イスラムの価値観を現実に即して教えてくれる本です。こういう本を中学や高校の世界史の教材にして欲しい。イスラムの怒り (集英社新書)作…

少子化と人口減少について

日本の少子化と人口減少について、色々と情報があふれている。 私が読んで「なるほど」と感心した論文と書籍を書き留めておきたい。合計2つある。 埼玉大学経済学部 柳沢研究室のWEB 「日本の人口問題:50年前の人口爆発」 http://takamatsu.cool.ne.jp/yan…

戦略プロフェッショナル

三枝さんの3冊の本。経営学やマーケティングの入門書として楽しめる。純粋に物語としても迫力があって面白いので、経営に興味のない人にもお勧めの3冊です。戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)作者: 三枝匡出版社/メー…

日本辺境論

久しぶりに静かに集中する時間が持てたので、「日本辺境論」を一気に読んだ。かなり面白かった。何度か読み返すことになるだろう。