ホンダの歩行補助装置がついに実用化されるかも・・・

このところ仕事量が多かったのと、意図的なインプット学習を毎日実行していたこともあって、ロクに新聞を読んでいなかった。
ため込んだ記事を流し読みしていたところ、7月30日の日経の記事が目に入った。
ようやくホンダのASIMOの研究成果が日常的な製品に応用されそうな雰囲気。

ホンダ リズム歩行アシスト
http://www.honda.co.jp/ASIMO/new-tech/rhythm/
http://www.honda.co.jp/news/2012/c120729.html

Hondaは、独立行政法人 国立長寿医療研究センター※1(愛知県大府市)が8月下旬より開始する介護予防の効果を検証するプログラムの一つに、脚力が低下した方の歩行をサポートする「リズム歩行アシスト」を提供します。今回の検証プログラムは、生活支援ロボットの安全性技術に関する規格の整備を目指す独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)※2の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の一環として参画するものです。

この製品は2008年4月には試作が完成していて、その後、なかなか日の目を見ることがなかった。ウワサ話としてホンダ社内でも「どう扱ったらいいか分からん」ということで事業化に踏み出せなかったときいていた。私としてはとても残念に思っていたのだが、臨床現場で使われて、効果がはっきりと確認されたら、商品化の目途が立つかもしれない。40台を1年間稼働させて実証試験するようだ。

こういう面白いモノをぜひ商品化してほしい。高齢者向けだけじゃなくて、リハビリセンターなどでも需要があると思う。分野を問わず「モビリティ」にこだわっているホンダらしい製品だと思う。